地方の声の響く政治@


2017/11/02

自民党と日弁連・弁政連との朝食懇談会

朝7時30分から日弁連・弁政連と、朝食をとりながらの懇談会が行なわれました。
国会議員側からは弁護士の資格を有するか、法務行政に関わったものが参加し、日弁連の中本会長、弁政連の村越会長をはじめとする役員の皆さんが参加しました。

懇談テーマは「司法アクセス」に関して、民事法律扶助、権利保護保険(弁護士費用保険)について話し合いが行なわれました。
背景として、民事裁判の件数が2009年をピークに年間14万件と激減していること、民事扶助の年間予算が「イギリスでは4000億円であるのに比べて、我が国は160億円と極端に少ないことが問題であると主張していました。

しかし、我々は社会の有り様として、自助・共助・公助という順で考えるべきであるということを原則としており、セフティーネットたる共助を増やすためには、具体的な必要性が妥当なものでなければならないと思います。
その点、保険制度は高額な弁護士の費用を賄い、司法アクセスを容易にして権利保護が図られることになり、今後の活用が期待されます。

その他、平和安全法制やテロ等準備罪処罰規定、また死刑廃止などに対して弁護士会が意見を表明していることについての意見が多く出ました。私も幾つかの問題点について指摘させてもらいました。